ウェブライターRの業務日誌。

ウェブライティングで生計を立てているフリーライターのブログです。単価交渉、案件さがしなどの方法について経験談を踏まえて綴ります。

Webライティングで最も効率が良い単価は○○.○円。

クラウドワークス、ランサーズはじめ、クラウドソーシングの気運が高騰しています。


目の付け所素晴らしいですよね。


なるべく安く、でもいいテキストやデザインが欲しい人なんていくらでもいるだろうし、クラウドの存在により、プロのデザイン、コピーライティング、プログラミングが単なる大企業の特権階級でなくなったのは事実。


Webライティングに絞って話を進めていきます。


/文字単価と求められるスキル。


インターネット上に寄稿するなにかしらの文章を書いたことがある人は、いわゆるWebライターなんて呼ばれる訳ですが、その階層はおそらくこういう風に成り立っています。


《文字単価とライティングスキル》


文字単価0.1円〜0.4円
なんちゃってWebライター層

文字単価0.5円〜1.0円
正しい文法やある程度のリズムを意識した文章が書けるレベル

文字単価1.0円〜3.0円
正しい文法、適切なワードチョイス、スラスラと読み進められる文章構成

文字単価4.0円〜7.0円
正しい文法、適切なワードチョイス、スラスラと読み進められる文章構成、コンテンツの新鮮さ・意外性・ニュース性、コンバージョンをあげる文章

文字単価8.0円〜10.0円
正しい文法、適切なワードチョイス、スラスラと読み進められる文章構成、コンテンツの新鮮さ・ニュース性・意外性、コンバージョンをあげる文章、ネット上でのバズを起こす、コピーされるコンテンツ



特にまだまだ報酬も低い初心者Webライターの場合は、「すぐにでもライティングの単価を上げたい!」「Webライティングの単価を上げる方法が知りたい!」などと意気込みます。



落ち着いてください。



わたしも相当数記事書いてきましたけど、感覚的に一番儲かる単価は 0.7円です。


その理由を次章で紹介します。



/なぜ文字単価0.7円が最も儲かるのか?


ウェブライティングの業務をこなしたことがある人はお分りいただけるはず。


ライティング案件と切っても切り離せないのが修正・リライト・赤入れの作業です。※赤入れ→修正と同じ意味です


この修正に時間がかかってしまう。特に単価が上がれば上がるほど、ライターに求められるスキルも上がります。


まだ文字単価最高で1.0円しかしたことない人が、いきなり「やった、文字単価50.0円の仕事取れた!」なんてことにはなりませんし、なりたくないでしょう。案件探してても自然と応募しないはず。



くどくど言ってますが、結局文字単価と修正等のリスクを天秤にかけたとき、単価0.7円あたりが安すぎる単価でもなく、修正依頼もほとんどなく納品できるレベルと言いたい訳です。



/文字単価0.7円の仕事はどんな内容?



わたしがこれまで実務としてこなしてきた文字単価0.7円の業務は、


  1. 店舗ブログのライティング代行
  2. アフィリエイトサイト固定コンテンツのライティング
  3. ポータルサイトの記事更新
  4. 体験談の投稿

などです。もちろん案件によって変動はありますが、こういったところが多かったと記憶します。


ライターとして独立して1年の段階で、0.7円程度の記事であれば、600文字を1時間で8本ほどは軽くさばけていました。



計算すると、600文字×0.7円×8本=3,340円(時給換算)になります。


タウンワークでさがしてもなかなか時給3,000円超えの仕事は見つかりませんよね。


リライトも最小限で済むのでストレスも少ないです。


こういった業務を一日5時間やれば3,340円×5時間=16,700円。20日働けば約35万円の収入になります。捨てたもんではありません。



/まとめ。


最後に確認で、Webライティングで稼ぎたいと思っている人は 文字単価0.7円あたりをピンポイントで狙うといいでしょう。


次回はライティングのスピードを集めるためのインプットの仕方、資料整理の仕方についてご紹介していきます。