ウェブライターRの業務日誌。

ウェブライティングで生計を立てているフリーライターのブログです。単価交渉、案件さがしなどの方法について経験談を踏まえて綴ります。

1年以内に文字単価20円以上にするための三つのポイント。

ウェブライターの皆様、お疲れ様です。世間様はお盆休み。関係なく案件をこなしている方もいらっしゃることかと思います。

というわたしは今年はしっかりとお休みを頂いています。報酬も安定してきましたし、落ち着いた気分でお盆を迎えられるのがとても嬉しいです。


さて、前説もほどほどに、今回の記事では「1年以内に文字単価を20円以上にするための三つのポイント」についてまとめていきたいと思います。
本当に20円を超えるかどうかは、以下の三つの方法を実践してくださる皆様次第と思います。

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こういってしまっては元もコもありませんが、実際問題そうなるので勘弁して下さい。

ちなみにわたしは、ライターとして独立して、つまりウェブライターをはじめてから一年経過せずに文字単価20円以上のお仕事をこなすことができました。

20円超えの案件となると、以下のような記事の執筆が多くなります。

・店舗、企業のホームページ、ランディングページライティング
・商品サービスの公式パブリシティに載せるテキスト案件
・取扱説明書のライティング
・企業とタイアップした記事広告
・大手ポータルサイトの取材記事
・その他紙媒体のテキスト

など。

他にも色々とありますが、とりあえずはそこに行き着くまでにわたしが実際に実践した、または意識した三つのポイントをご紹介していきたいと思います。




(文字単価を20円以上にするためのポイント1)大量に記事をかける体力をつける。

ウェブライターとして独立して、いきなり単価20円超えの案件にチャレンジ…まあ無理です。

最初は経験も実績もありませんから、単価の安い、あまりやりがいのない案件などが多くなるでしょう。

未経験でもある程度の単価を求める場合オススメなのが「体験談記事の納品」。
嘘っぱちはだめですよ、体験談風の記事に応募するのもオススメできません。完全にステマですから。

あなたが女性でエステを体験したことがあるなら、それは体験談として投稿できるでしょう。
お金を借りた経験があるなら、そういった案件にも応募することができます。

ジャンルは様々です。自分の経験に基づいて応募してみるのもいいのでは?



少しそれたので話を戻します。




ここの見出しでは、大量に記事をかける体力をつける ことをポイントとしてあげています。

プロのライターさんからすれば賛否両論あるかもしれませんが、わたしはこういうロジックで文字単価を上げてきました。

例えば、文字単価0.2円位の案件であれば、一日何十、何百という記事も納品可能です。

大事なことは、それが実際にできたということ。記事の品質云々ではなく、一日にたくさん記事がこなせること、その事実があること
意外と重要になってきたりします。

案件に応募する際にも、プロフィールに「600文字の記事であれば一日50記事納品執筆した実績があります」と書くと、大量に記事がほしい、
たくさん記事が書けるライターさんがほしいと思っているクライアントには魅力的に映るかもしれません。



大量に記事案件をこなしたい場合、以下の三つのサイトが便利です。

私も実際に使ってきたサイトです。低単価で大量記事を欲しているところもありますし、記事単価1円を超えるところなどもあります。

・@SOHO
SOHO、フリーランス向けの業務委託、在宅ワーク、副業、起業の求人情報ポータルサイト - @SOHO

・ランサーズ

クラウドソーシング「ランサーズ」会員募集(無料)

※どれも完全無料で登録、利用することができます




(文字単価を20円以上にするためのポイント2)実績作りに奔走。

フリーランスとして案件を獲得する。ウェブ上で募集すされている案件に応募することが多くなります。
その際に必ずと言ってもいいほど求められるのが「ライターとしての経歴」。そんなもん知ったことかと思うところはありますが、
良質な記事を求めるクライアント側としては至極当然な要求でしょう。


その際に、どんな実績があるか、それをどう相手先に提供するか。これで案件が穫れるかどうかもある程度決まってしまいます。

たくさん案件をこなしていれば、応募できる案件の幅も当然広がります。もちろん、自分がどうしても苦手な分野、書きにくい分野にまでチャレンジする必要はありません。そんな無理矢理書いた記事、どこも求めてませんから。
それよりも、あなたの今までの職歴に関わるような記事、趣味の分野に関する記事、なんとなく得意な記事などにチャレンジすることが大事です。



案件を探しているところで、自分にはちょっと難しいかな?と思うような案件があったとしても、積極果敢にチャレンジしましょう。
少し背伸びしないとスキル伸びません。なにもかも完全に自分だけでやるなんて考えずに、クライアントから適宜資料もらったりだとか、アドバイスもらったりだとか、たくさんコミュニケーションを取って品質を高めるように、案件をこなせるように努めます。



これから先、より深くより面白いコンテンツが求められるようになってきますので、得意分野を伸ばしたほうが確実に案件は取れるようになります。
そっちのほうが当然単価も上がります。




(文字単価を20円以上にするためのポイント3)なんでもいいので紙媒体の実績を。

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最後に大きくハズレ技になりますが、Webライティングで単価の高い案件を獲るために、あえて紙媒体にチャレンジする、という方法をご紹介します。

これにより、わたしは記事単価が倍増しました。

なんたって、プロフィールだったり、自分のライターとしての経歴のところで相当強力な武器になるわけです。

雑誌◯◯の◯◯コーナー担当しています
◯◯の提携ライターです

代わり映えのない、得体の知れない駆け出しWebライターばかりが応募してくる案件の中に、こんなキラリと光る募集があったら、
採用担当者はどう思うでしょう。更にその記事を応募の段階で送れるようならよりよいでしょう。

ここで終わったら多方面からクレームがきそうですので、紙媒体の仕事の取り方について幾つかご紹介します。

紙媒体のしごとを獲得する方法

1,アルバイトとして紙媒体のライターに登録する

2,編集者や記者となんとかつながりを持つ

3, ライティング代行の会社にライター登録する

それぞれ詳しくはまた別の機会に詳細にまとめますが、実際にこういった手順で幾つかの紙媒体記事を執筆させていただきました。

最近はあまり割りに合わないので受けていませんが、いまだに紙媒体実績は相当な武器になってくれています。

ちなみに、雑誌名は明かせませんが、全国的に販売されている旅行雑誌ととある男性向けの雑誌、その他健康関連の雑誌や医療介護情報の雑誌なども執筆経験があります。



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これらの手法にどれくらい再現性があるかどうかはわかりませんが、闇雲に案件をこなし続けるより早いタイミングで文字単価をあげられるようになると思います。

まだまだわたしもウェブライターとしては駆け出しです。もっといい仕事をこなして、もっと具体的で再現性の高い方法を提案できるよう精進します。